肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる  (2019/9/26) (定員に達したので締め切りました)

当日配布資料をこちらで公開しました。

  • 主催 デジタルアーカイブ学会
  • 後援 デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)
  • 開催趣旨
    デジタルアーカイブの構築と利用に際して、著作権と並んで肖像権に関わる問題への取り組みは大きな課題となっている。著作権法という根拠法があり、これまで様々な権利処理に関わる実例のある著作権処理の問題と比べて、肖像権処理に関わる問題は、根拠法もなく、どのように権利処理をしていくべきか、本人不明の映像・画像などをどうすべきか、現場では苦慮が続く。そのため本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべき多くの画像・映像が死蔵化あるいは消滅の危機にあると言っても過言ではない。
    そこで、デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブあるいはデジタルコンテンツ利用の現場で肖像権処理を行なっていくための羅針盤となるべき「民間ガイドライン」を提案すべく検討を重ねてきた。そしてこの度、まだたたき台のレベルではあるが、ガイドライン素案を早めに公開し、各種関係者による多様な観点からの検討を今後進めていくための最初の場として公開ラウンドテーブルを開催することとしたい。
  • 日時 2019年9月26日(木)午後3時30分~6時30分
  • 会場 御茶ノ水ワテラスコモンホール
    (千代田区神田淡路町2―101)
  • 参加費 無料(定員150名)
  • お申込みはこちらから
  • プログラム
    1. 開会の挨拶:15:30-15:35
      吉見俊哉(デジタルアーカイブ学会会長代行・東京大学教授)
    2. デジタルアーカイブにおける肖像権の諸問題:15:35-16:00
      瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
    3. 肖像権処理ガイドライン(案)の概要:16:00-16:30
      数藤雅彦(弁護士)
      [休憩 16:30-16:40]
    4. ラウンドテーブル:16:40-18:00
      <討論者(予定)>
      足立昌聰(弁護士)
      生貝直人(東洋大学准教授)
      坂井知志(国士舘大学スポーツアドミニストレーター)
      数藤雅彦(弁護士)
      瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
      長坂俊成(立教大学教授)
      福井健策(弁護士):司会
      宮本聖二(立教大学教授)
      渡邊英徳(東京大学教授)
    5. フロアからの質問・意見:18:00-18:30